〜 ミアゲタソラ 百年の瞬き 〜
本年度最後の記事として、「タウンニュース横須賀版」の「人物風土記」に取り上げて頂きました。
喋り散らかした取材の内容を、とても丁寧に漏らすことなく素敵な文章でまとめて下さり感謝です。
写真は少しミステリアス過ぎてますが…笑
『五島百景完成記念 山本二三展 the BEST』…「五島百景」テーマ曲を担当
「時をかける少女」から15年。ということは、日本が世界に誇る、日本のアニメーション美術の創造者・山本二三さんとの出逢いから15年。今も尚 親交を持っていただいており、感謝しています。
そしてこの度、再びコラボレーションが実現し、山本二三さんの魂のプロジェクト『五島百景』に私も参加させていただきました。
二三さんの故郷・五島を描いた「五島百景」シリーズのテーマ曲『海凪ぎの庭(うみなぎのにわ)』
本日・8/1〜9/5開催の、長崎県美術館「五島百景完成記念 山本二三展 the BEST」内「五島百景」展示スペースで流れています。
（ event.nagasaki-np.co.jp/nizo/ ）
このようなご時世ではありますが、是非多くの方々にご覧いただきたい企画です。
素晴らしい企画に携わることができ、光栄です。
くまもと元気祭2021.4/10
山本寛斎さんの想いを継ぐ、我が盟友たちによる熊本応援プロジェクト…そのオープニングイベントに於いて、わたしの楽曲が奏でられます。くまもとを、ニッポンを元気に。前へ！前へ！！
『時をかける少女』4DX上映決定！(2021.4.2)
あの"青春"が時をかけて帰ってくる！
（時をかける少女4DX公式サイトより）
作品が語り継がれるのは有難く報われます。
皆様 4DXでも時かけ、是非お楽しみください。
2021年6月18日公開予定 映画「峠 最後のサムライ」主題歌 編曲
尊敬し憧れる 加古隆さんの作曲…
映画「峠 最後のサムライ」の主題歌
「何処へ / 石川さゆり」
大切にお預かりして、魂を込めて編曲をさせて頂きました。作詞は 阿木燿子さんです。
NHK 第5回 渡辺謙 僕に、できること
この度、東日本大震災から10年を前に、渡辺謙さんが 再びかの地を訪れ、その後を追う番組が紡がれました。
あの日、あの時…やまぬ余震に怯える娘たちを抱きしめながら、私自身も不安で眠れぬままに朝を迎えたあの夜に。比べものにならないくらいの不安と恐怖、とてつもなく深い悲しみと無念と、やり切れぬ絶望の闇に包まれた沢山の人たちがいました。
幼少の頃に幾夏も過ごさせて貰った母の郷里を含む東北地方の太平洋沿岸を襲った巨大津波…
それから暫くして、不要不急の存在であり 遣る瀬ない無力感と非力さを噛みしめていた私に、震災を扱った番組への音楽の依頼がありました。
あのような圧倒的な自然災害と人々の悲しみに、私に限らず、音楽を添えることの意味や意義が俄かに思い当たらず、葛藤・逡巡・自問自答の末に結果 大切な意義を感じ、謹んでおシゴトをさせて頂きました。
「僕に、できること」…人々の苦悩や再生への闘いに思いを馳せ、励まし寄り添う。番組のナビゲーターである渡辺謙さんのコトバでした。
音楽が観る人の心を動かし、悲しみや切なさ、そしてそれらを乗り越えようとする勇気や誇りや決意に対する共感共鳴への一助となれたならば幸いです。
いったいあなた程の方が、どうして若き日のわたしなどに目を留めてくださり認めてくださったのでしょうか。
とても辛かった一時期にご縁を頂き、以来、節目節目にたくさんの機会を頂戴し...いつでも太陽のように、勇気とチカラと、自信と誇りと、或いはああしたいこうしたい、欲しいものはとりにいけ！しにもの狂いになれ！という生き様への確信までも授けてくださいました。
まだまだご一緒に闘いたく、もっともっと報い、お返しするべきことがあった筈なのに、ただただ寂しいです。
またお逢い出来るときまで、拝受した数々を糧に、わたしはこちらで精一杯頑張ります。
言葉には言い尽くせぬ感謝を心の底からお伝え申し上げます。
山本寛斎さま、本当にありがとうございました。
NHK「東京プラネタリウム ～ 七夕 恋をかなえる星月夜 ～ 」の音楽を担当
BS8K及び、NHK BSプレミアム コズミックフロントNEXT にて放送された「東京プラネタリウム ～ 七夕 恋をかなえる星月夜 ～ 」の音楽を担当しました。 時代を超えて、いつの世にもそこにある人間たちの営みと、ちょっぴり切なく甘酸っぱい、ひとがひとを想うキモチをイメージして、ココロを込めて音を紡ぎました。
５月に入って、中国の新作映画のレコーディングに掛かり切りでした。
2年もの音楽制作期間をかけた前作に対し、今回は僅か40日にも満たないなか、誠心誠意 集中を紡いで完成…主題歌はこれからの制作ながら、ひとまずリセットです。
少し前のことになりますが…わたしの友人、映画「大鱼海棠」の監督である梁旋氏から、とても美しい画集が届きました。
頁をめくるごとに、作品の世界観が蘇ります。
（日本からの購入はよくわかりません。）
作品を愛してくださるすべてのみなさんの日々の営みに、わたしの音楽が寄り添えますよう願っています。
