5月下旬は、アニメ映画「大魚海棠」のMAミックス立ち会いで、人生初の香港に行ってきました。

スタジオは広くて立派で、食べ物は美味しく、エアコンはキンキンにきいていて…なによりも作品の最終仕上げということで、最後の最後までこだわって とても満足のできる出来上がりになりました。

絵の色彩や質感も格段にレベルアップしており、改めて、二人の監督の描き出す世界観にグイグイ惹き込まれました。

7月8日から中国全土で公開します。日本でも是非上映して貰いたいものです。

そのほかには、某ファッション雑誌の取材を受けました。写真はインタビュー時のスナップ撮影かと思ったら、Photoスタジオでの本格撮影…撮って貰うのって楽しいですね。

帰りの空港ではサプライズのケーキで翌日に控えた誕生日をクライアント様に祝って貰い、思わず自分も忘れていたので感動。

沢山の貴重な経験を積んだ海外出張でした。

アニメ映画「時をかける少女」でご一緒した細田 守氏の最新作「バケモノの子」の公開を記念して、氏の過去三作品のトリロジーBlue-ray Boxや「時をかける少女」のピアノミニアルバム（楽譜集）が発売される運びとなった。

そのため、先日よりサンプルを頂戴したり楽譜に目を通したり…。

そしてもうひとつ、「時をかける少女」がテレビで放送される。

同作品の公開から数年の間は夏の定番として何度かオンエアーされてきたものだが、地上波ではここのところ久しい。
［7月17日（金）21時〜　日本テレビ系で放送］

こうして時をかけて作品が愛され遺されていくことは、なによりもありがたい。
それぞれの夏が蘇ると思います。みなさま、どうぞご覧になってください。

一昨年の秋に 中国の劇場公開アニメーション「大魚海棠」の作曲オファーを頂き 少しずつ進めてきましたが、このたび条件つき情報解禁とのことで発表です。

国際案件にありがちな契約関係の整理に半年余りがかかり、昨年の夏と今年3月末から4月にかけての二度、北京を訪れました。

今回の訪中では制作の具体化に向けて、監督のイメージにがっちり喰らい着いての打ち合わせ。

ほんの僅かですが国際都市 北京のエネルギッシュな空気感と美味しい食べ物も堪能し、そしてなにより制作チームとの一体感という大きな収穫を得ました。

いよいよこれから本格的に制作開始です。

6月某日、都内某スタジオにて、某企業さまのCMを録音してきました。

振り返ってみると、この10年、映画やTV番組、イベントや舞台、自身のCD制作等の案件が多く、また業界再編の流れもあってか、CMの現場とは久しく遠のいていました。
私の過去の映像音楽作品を聴いてくださった制作会社さんからオファーを頂き、懐かしくも貴重な機会をいただいて、何度かのデモのリテイクのやり取りの後、我ながら素敵な作品に辿り着くことが出来ました。

とてもとても感謝です。

詳細は、情報解禁後にまたお知らせいたします。

公演よりほぼ１ヶ月が経ってしまいましたが、ご報告させていただきます。

4月に行われるダンスミュージカル「ENISHI〜遥かな旅〜」のテーマ曲の制作が進んでいます。

公演会場となる日本芸術専門学校 大森校のスタジオをお借りしてボーカルレコーディングを順調に終えて、小岩のリハーサル会場にも表敬訪問。

ひとつの目標に向けて表現者たちの想いが結びつき、着実に準備が積み重ねられていくのがとても楽しく充実しています。

現在のところテーマ曲はCD化の予定がないので、皆さま会場に足を運んでいただけたら嬉しいです。

2012年11月の封切り以来、好評を得て全国各地でロングラン上映され続け、海外での国際映画祭などにも出品されてきた「天のしずく」がDVDとブルーレイになり、制作デスクよりそのサンプルが届きました。

関わった作品がカタチになり遺されていくことは、何にも増してとても嬉しいことです。

関係各位のみなさま、どうもありがとうございました。

吉田 潔 公式ホームページ、移転・リニューアルいたしました。